納骨堂拝観

深いご縁を頂き、日本画家 畠中 光享氏に納骨堂内の納骨壇デザインや永代壇の扉に絵を描いて頂きました。
本堂内陣の絵と連ながり、インド・ブッタガヤ(悟りの地)と涅槃・菩薩とクシナガラ(涅槃)の地とインドを思いイメージする場となっております。
是非、ご鑑賞ください。
                               浄満寺第二十一世 住職 渡邉 眞理


「菩提」   畠中 光享 氏  2015年(平成27年)  171.5×416cm

「菩提」畠中光享氏

 

杉板6面に描いていただきました。

成道―菩提(悟り)と涅槃が象徴的に描かれています。
古代のインドでは成道の象徴は菩提樹か金剛宝座で形づくられてきました。
涅槃の象徴はストゥーパ(仏塔)で表されてきました。
下から上にのびる幹と大きな枝だけの菩提樹を墨一色で力強く堂々と表現しています。

 

「涅槃」   畠中 光享 氏  2015年 (平成27年)171.5 ×416cm

「涅槃」畠中光享氏

 

杉板6面に描いていただきました。

4面には金箔を押して土饅頭のストゥーパを表現しています。
両端の杉板一面ずつには沙羅(サーラといい、日本の夏椿とは全くの別物)が墨で描かれています。
沙羅の木は真っすぐに一直線に高く上に伸び、葉は朴の樹のように大きいというのをイメージし、仏を荘厳するイメージで描いたそうです。
真ん中のストゥーパはお釈迦様の象徴であり、涅槃の象徴でもあります。
南北の沙羅の木の間で涅槃に入られたとき、時ならぬ沙羅の花が咲き、花びらがお釈迦様に降り注いだといわれています。
これが「散華」の始まりです。沙羅の花は白い桐のような比較的大きな花で、樹の大きさを表すために胡粉の白い点で描かれています。

 

「蓮」   畠中 光享 氏  2000年(平成12年)  175×67cm

 

 

順次公開予定

                     

 

 

「菩提樹」   畠中 光享 氏  2000年(平成12年)  175×67cm
 

 

 順次公開予定     

 

 

「宝相華」   畠中 光享 氏  2000年(平成12年)  175×67cm

 

 

順次公開予定

                     

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